仕事への想い

学生バイトのころの「理想」は今も…

私が飲食業を起業したのは、学生バイトがきっかけでした。学生時代に「飲食店経営の面白さ」や「料理と接客でお客様を笑顔にすることの充実感」を味わった私は、ソムリエに憧れ、イタリアンの有名店への就職を目指していました。
イタリアンレストランには就職できませんでしたが、飲食の魅力が忘れられず、神戸の和食店のホールスタッフとして就職しました。
就職してみたら、ホールスタッフは空きがなく、すぐに人の足らない厨房へ回されてしまいました(笑)。その後、紆余曲折があり現在の会社を起業しました。
創業以来、順調に拡大し、3店舗に拡大した今でも、学生バイトの時に思った「もっと美味しい料理を」「もっと温かい接客を」という「欲」はなくなりません。皆さんとともに、「美味しい料理と笑顔の接客でお客様を癒す理想の空間」を目指していきたいと思っています。

「伝説の知多手羽先唐揚げ」の誕生秘話

そんな店の姿勢が生んだヒット商品が「伝説の知多手羽先唐揚げ」です。
当時、私たちは、近くにできた競合店のために、苦境に立たされていました。
店の魅力をアップし多くの人に喜んでもらう新商品の開発が課題でした。私たちは「お客様の声を聞き、お客様に美味しいと笑顔になってもらうにはどうしたいいんだろう?」と原点に帰って考え、毎日毎日試行錯誤を重ねていきました。私も社員も「あうんや をもっと魅力のある店にしよう。」と力を合わせたのです。
そして、ついに、塩味でもなく、胡椒の風味でもなく、独自の甘だれを使ったここだけの味「伝説の知多手羽先唐揚げ」が生まれたのです。

お客様の笑顔のために

その後、「伝説の知多手羽先唐揚げ」は第8回(2017)唐揚げグランプリ手羽先部門 最高金賞、第7回(2016)、第9回(2018)、第10回(2019)唐揚げグランプリ手羽先部門金賞、第3回(2017)、第5回(2018)、第6回(2019)と輝かしい受賞と、マツコの知らない世界(TBS)、花咲タイムズ(CBC)など数々のテレビ出演も果たしました。
「もっと美味しい料理を」「もっと温かい接客を」という私たちの創業時からのポリシーは、思ってもみない形で各方面からの評価をいただきました。
それでも私たちは、「理想の居酒屋」を目指し、一歩一歩進んでいきます。これから出会う仲間に思いを馳せながら。